経験がないことを話すコンサルタントは見透かされている

2019年12月26日 / 最終更新日 : 2019年11月29日

中小企業診断士の山田盛史です。
先日、お付き合いさせて頂いている社長様から、ある中小企業支援者の講演を聞いた感想を教えて頂きました。
その感想は、あまりにも頭の中だけの話で、実際に物を売ったこともなくSNSも自分では経験がないのに話をされている先生だった、というものです。


経験がないことを理論のみで語るコンサルタントは信用されない

このような感想を聞いて、原体験がなく表層的な理論だけでアドバイスするコンサルタントは浅く、また経営者から実業経験がないことを簡単に見透かされるなと改めて感じました。
コンサルタントは、実業経験があり自分で経験したことをベースにコンサルティングを行う人がいる一方、経営に関する知識を学び、その知識をベースにコンサルティングの業務を行っている人もいます。
つまり実業経験はあまりないけれど知識はあるという人ですね。

MBAや中小企業診断士の資格を取得してからコンサルティング業務に携わるという人は最初は後者の傾向が強いと思います。
また中小企業診断士などの士業、国家資格者になると先生扱いをして頂く場面が増えるので裸の王様にならないように注意が必要だと改めて感じました。


知識も必要であるが原体験が重要である

コンサルティング業務を行う上で、幅広い知識はとても重要で武器になるのですが、知識だけではコンサルタントとしてやっていけないなと感じます。
やはり自分自身も実業を行い自分がアドバイスする分野については様々な原体験を持っていたいと感じます。


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