コンサルタントのルーツ

2018年05月13日 / 最終更新日 : 2019年01月27日

山田盛史です。
「あなたは、なぜ今の仕事を選んだのですか?」

私は中小企業支援という仕事を選びましたが、
今回はそのルーツについて書きたいと思います。


幼少期の環境

それは、幼少期にさかのぼります。
私の実家は商店街の一角で小売業を営んでいました。
小さいときから商売をやっている両親を見ていたので、
経営というものが身近なものであったという気がします。
私の父親が三代目であったので、私は四代目となります。

事業は良い時もあれば、悪い時もあります。すべての事業には
ライフサイクルというものがあり、導入期・成長期・成熟期・衰退期という
4つの段階に分けて語られることが多いです。

私の実家のお店も地域の商圏の変化、競合店の出店等により売上が
減少し、規模の縮小を図っていきました。現在では事業そのものを
行っておらず事実上廃業という形になっています。
私は、家業を継ぐことはなく大学を卒業後、東京のIT企業に就職しました。


中小企業診断士という資格

IT業界というのは、資格が沢山ある業界です。
皆さんがよく耳にする資格としてはITパスポートや
情報処理技術者などの公的資格があります。
その他にも、ベンダーの資格(オラクルやシスコ等)なども存在しています。
在籍していた会社では資格取得を推奨しており、私も
日商簿記2級やITパスポート(当時は初級シスアドという名称)等の
資格を取得していました。他にも業務に役立つ資格はないものかと
調べていた所、中小企業診断士という資格の存在を知ります。

中小企業診断士は経営コンサルタントの国家資格ということで、
もともと経営に興味があった私はすぐに資格の勉強をはじめました。
その後、コンサルティング会社への転職、中小企業診断士やMBAの取得を
経て現在に至っています。

経営コンサルタントという職業を選んだのは、
やはり商売をやっていた両親を見て育ったことが大きいと思います。
よく経営者は孤独だと言います。経営者は事業における悩みを本音で
話せる相手がいないのです。
私はそんな経営者に寄り添い、ともに悩み経営課題に対峙していく
そんな存在でありたいと思っています。


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ウィルリンクス中小企業診断士事務所(経済産業省認定 経営革新等支援機関)