モチベーションを高めるために

こんにちは、代表の中小企業診断士 山田盛史です。
世の中、様々な経営者の方がいます。
営業畑出身で営業が得意という方もいれば、技術畑出身で技術力には自信があるという方もいます。

どの経営者の方も難しいと頭を悩ませることの1つに人の問題があります。
人の問題といっても様々な問題があります。求人を出しても人がとれない、採用してもすぐに辞めてしまう、思うように従業員が動いてくれないなど人の悩みというのは尽きません。

組織は生き物であり、人のマネジメント、特にモチベーションのマネジメントは特に重要であると感じます。
今回はモチベーションを高める方法について書きたいと思います。


モチベーションを高めるために意識することは

人はどんな時にモチベーションが高まるのでしょうか?
モチベーションを高める、つまり動機付けには内発的動機付けと外発的動機付けがあります。
内発的動機付けとは人の内面的な要因によって動機付けられることです。

一方で、外発的動機付けとは、評価、報酬などが要因となって動機付けられることです。
評価や報酬による動機付けも重要ですが、特に中小企業の場合は内発的動機付けが重要だと感じます。

内発的動機付けに有効なこと

社会心理学者のデシによると内発的動機付けには自己決定感と有能感が有効であるとされています。
自己決定感とは何をするか自分で決めるということです。経営者や上司が決めたことをやらせるのではなく、目標を達成するためにどのような行動を取るのかを従業員自身が決めるという事です。

会社の方針やビジョンを明確にして方向性を示し、具体的な行動目標等については従業員本人が決めて行きます。
そして仕事をする中で「能力を発揮できている」という感覚があるときに有能感を感じます。
目標が達成されたときには褒めてあげる。と言った言語報酬や表彰したりすることも有効です。

今後、労働人口が減っていく中で外国人労働者やシニア、女性の活躍が期待されますが多様な人材が増えていくとともに人材マネジメントの重要性も高まっていくと思われます。あなたの会社は社員のモチベーションが高まっていますか?


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