店舗ビジネスでもオンライン収益を確保する方法

2020年06月17日 / 最終更新日 : 2020年05月23日

コロナウィルスの影響を受け、売上減少により廃業を考えている店舗ビジネスの事業者は多いと思います。

そんな中、再起をかけて地道に努力をされている方も多くいると思います。

今回は、これから店舗ビジネスを続けるにあたり、コロナウィルスのような疫病及び営業自粛要請などで影響を受けづらい店舗をどうやって作っていくのかをお伝えします。


店舗ビジネスでオンライン収益を確保する方法

店舗ビジネスのリスクといえば地代家賃、水道光熱費、人件費が多くを占めると思います。

お店を営業できない状況になると、これらが全てのしかかってきます。

そして店舗ビジネスだけだとこれを回収することができなくなります。

そんな中、もしオンラインでの収益で固定費だけでも回収できればかなり助かるはずです。

事業者は店舗ビジネスだからといって店舗だけの営業にこだわる必要がないというのに気付きましょう。

では、どうやってオンラインの収益を確保するのかですが、今回は実践しやすいオンラインショップ運営、会員券の販売、サキメシ系サービスの導入を紹介します。


オンライン収益化の仕組みを作る方法

まずはオンラインショップの運営を考えてみましょう。

店舗ビジネスをしている人は自店舗の商品サービスでも良いですし、付属品を販売できないか考えてみてください。

BARであれば、持参すると割引が受けれるMyコースターとかマイグラス、ご飯屋さんであれば自宅で自店舗のご飯が食べれるパウチや弁当のサービスなどできますよね。

次に、会員券の販売ですが、これは自店舗のファンを増やすのにも効果的な戦略になります。

ネットショップを利用したり店舗でも会員券を販売して、月額会費や年会費を頂くように仕組みを作りましょう。

会員券を持っていれば1品無料などの特典をつけてお得感を出し、安定収益を囲い込むんです。

年会費5,000円の会員券を200人が買ってくれれば100万円になります。

かなり大きい利益になりますよね。

最後はサキメシ系サービスです。

これは未来のお客様を確保するために先にお金を頂くというサービスになります。

最近では、このサキメシいうサイトが有名ですね。

お客様は本来よりも安く商品サービスを受けることができ、事業者は商品サービス提供前に現金が手に入るというモデルです。

今回紹介した3つをしっかりと今の店舗ビジネスに組み込むことができれば、最低でも年間100万程度の利益は確保できますし、ネットショップや会員券の仕組みをしっかりと整えればメインの店舗収益と同等程度の売上利益を確保することも不可能ではありません。

店舗ビジネスをしている方は更なる経営安定、利益率向上のためにもやってみてください。


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