こんにちは、中小企業診断士の山田盛史です。

５月に入り新元号「令和」時代の幕開けとなりました。
平成の終わりの４月末には平成の３０年あまりを振り返る特番が沢山やっていましたね。

平成の初期には自動改札もないし、駅員さんが紙の切符を切っていました。
それも今や自動改札になりSuicaになったりと改めて時代の進化を感じました。

令和も２０年、３０年と続く中で今の世の中の常識やライフスタイル、職業観や人生観など様々な価値観が大きく変わっていくでしょう。

そのような令和時代におけるの価値観は人それぞれで絶対的な価値観というものはありません。

ただ、そのなかの１つの価値観を人生ゲームをもとに考えていきたいと思います。

人生ゲームは５０年続く老舗ボードゲーム

タカラトミーの人生ゲームといえば１９６８年に初代が発売されたので、５０年以上続く老舗のボードゲームですね。
私も小学生の時に遊んだ記憶があります。

人生ゲームは、その時々の時代背景を踏まえてゲームのルールや職業を追加してバージョンアップを繰り返しています。
しかもそのサイクルも速く、同社のHPを見ると毎年、新しい人生ゲームのニューバージョンが発売されているようです。
ミッキーマウス人生ゲームなど、キャラクターとコラボしたり様々なテーマの人生ゲームがあります。

個人的には人生ゲームM&Aは面白そうでやってみたいです。
２００５年に発売されているのですが、今はM&Aブームなので２０１９年版にアレンジした復刻版を発売しても良さそうな気がします。

人生ゲーム令和版

さて、令和時代に話を戻すと２０１９年６月に新たに人生ゲーム令和版が発売されるようです。
そのキャッチコピーは「目指せTop　of　インフルエンサー」です。
つまり令和版の人生の目的は「インフルエンサー」になること、より沢山のフォロワーを集めることが人生の目的になります。

そして、驚くことにお札がありません。さらにスタートもゴールもありません。
一本道ではなく自分の好きなルートを選んで人生を切り開いていくことになります。

令和時代はフォロワーが多いほうが楽しく豊かな時間を過ごせるのかもしれない

人生ゲーム令和版は、これまでになかったまったく新しいコンセントです。
今はＳＮＳがより身近になり誰でも情報発信やＳＮＳ上でのコミュニケーションが取れる時代になり「個」の時代と言われ、「個」に多くのフォロワーがつくことで「個」の発信力や影響力が増していきます。
インフルエンサーマーケティングというものも注目されてきています。

このように自分のフォロワーが沢山いることが価値になる時代であり、その傾向は今後もより一層強まるものと思います。

そして、令和時代の人生は一本道ではなく自分が好きなルートを選んで生きていくという傾向がより強まると思われます。

自分の好きなことを選び、それに没頭する。そして同じ志向の人たちとつながりフォロワーを増やしていく。これが令和時代を楽しく豊かに生きる１つの価値観なのかもしれません。