今後の日本のマーケットの先行き
2020年02月25日 / 最終更新日 : 2020年01月30日中小企業診断士の山田盛史です。
最近、人口統計や労働力人口について調べる機会が多いのですが、統計を見る限り日本のマーケットは間違いなく縮小均衡にあり、それは今後加速度的に進行していきます。
具体的には、総務省統計局「日本の統計2019」によると2017年をピークに日本の人口は急激な減少となります。また、厚生労働省「厚生労働白書」の労働人口の将来推計を見ても同様の傾向が見られます。
人口減少と言われていましたが、これまではそれほど減少率が大きくなく、人口減が市場に与えるインパクトはそれほど大きくはなかったと言えます。
本当に人口減のインパクトが市場に影響を与えるのはこれからです。
人口統計の将来予測は、数ある統計予測の中でも信頼性の高いものとされています。
今30歳の人は5年後には35歳になりますから将来予測の精度は高いですよね。
つまり、ほぼ確実に将来予測のような未来が待っています。
労働力人口の減少は働き手の減少を意味します。最近、コンビニが24時間営業を廃止する動きがありますが、働き手がますます少なくなるので、この流れも加速すると思います。それに対して外国人の雇用を進めたり、AIなどの進展によって人間以外の労働力が生まれて労働力人口の減少が、ある程度緩和されるかもしれません。
そして日本の人口そのものが減ることで国内のマーケットは間違いなく縮小していきます。
国内の中小企業は海外も視野に入れた事業を行っていく必要があると感じています。
私自身も海外も絡めた事業をやっていきたいと考えています。
まあ、実際のところ将来どうなるか分かりませんし、あまり心配しても仕方のないことかもしれません。
ただ、ある程度の将来を予測しつつ、将来のためのお金や時間の投資を行うことも重要だと思います。
皆さんはどのような将来を予測し、そのために何をしますか?
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