取り入れるべきD2Cのサブスク戦略とは
2022年03月05日 / 最終更新日 : 2022年02月25日D2C(Direct to Customer)とは企業がお客様との間にプラットフォームや仲介業者などを挟まずに直接商品の販売を行うことです。
D2C自体は当たり前になりつつありますが、まだまだ売り切りのビジネスモデルで疲弊している事業も少なくありません。
そこで今回はD2Cで取り入れるべきサブスク戦略についてお伝えします。
D2Cのサブスクとは
自社商品を売るときにD2Cではない場合はAmazonや楽天などのプラットフォームに掲載して販売したり、販売代行会社に販売してもらったりという手法を取ります。
ただ、これは自社とお客様の間に複数人の利害関係者が挟まっているのでプラットフォーム利用料や販売マージンで利益率が低下します。
ただ、D2Cの場合は自社から顧客へ直接商品を届けるので中間マージンやプラットフォーム利用料が不要になることから、売上が同じ場合D2Cではない場合と比べると利益率がかなり向上します。
さらに、ここでサブスクリプション型のビジネスモデルを組み込むことができれば、安定的に売上の向上が見込め、固い事業ができあがります。
例えば、化粧品のD2Cサブスクモデルの場合、1本1万円の美容液を販売します。
それを定期購入にしておくと、毎月1万円の売上がたちます。
これをD2Cではない方法で行うと毎月売れるのかわからないのに加えて毎回集客をし続けなければいけません。
サブスクを導入すると手に入るメリット
D2Cの通販にサブスクを入れ込むと顧客数が最低限確保できた上で毎月を迎えることができるので基本的には売上が大幅に下がるということがありません。
そして一般的には新規顧客を集めるコストより既存客を囲い込む方がローコストと言われていますが、サブスクを入れ込むと利益を削って新規を集めるという必要があまりなくなってきます。
どちらかというと既存顧客へのマーケティング費用として利益を使い、既存客からの口コミ紹介の売上やアップセル、クロスセルでより顧客単価を底上げすることができます。
D2Cサブスクを成功させるための大前提のルール
今回のD2Cのビジネスにサブスクを入れ込み事業を成功させるには、単品の通販でサブスクを入れるようにしましょう。
最初から商品が複数あってそれぞれサブスクになっていてというように種類を増やすのはやめて1種類の販売で定期購入を獲得していきましょう。
もちろん他のブランドを単品通販のサブスクで販売したい場合はサイトを分ければ同時並行でスタートしても良いかと思います。
要するに顧客からして分かりやすく、こちらからも管理しやすい環境からスタートしましょう。
ぜひ単品通販をする余地があるのであれば取り入れてみると面白いかと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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