無駄な会議をするより1on1ミーティング
2019年12月04日 / 最終更新日 : 2019年11月01日組織が大きくなったり、新しいサービスを提供しようとすると会議は増えがちです。
会議をするにしても生産性があるならまだしも、目新しいことがない場合は、特に発展のない会議も増えていく傾向があります。
もし、皆さんの会社の会議がこんな会議なら危ないかもしれません。
とりあえず集まる会議、議題も確認事項程度というものが多くなってきているなら要注意です。
今回は、時間の無駄になる会議をするより1on1ミーティングをしよう!ということで、1on1ミーティングの説明をします。
良い会議と悪い会議
会議をより良いモノにするには最低限これは知っておきましょう。
悪い会議とは生産性のない時間を奪うだけの会議です。
反対に良い会議とは生産性があり、やって売上が上がる会議です。
そして、打ち合わせには報告型と創造型があります。
報告型は、確認事項を共有するだけ。創造型はプロジェクトのアイディア出しなどを指します。
打ち合わせの頻度は週1や月1など会社や目的によってバラバラですが、まずは会議の目的を明確化しましょう。
報告型ならメールで済むかもしれませんし、創造型なら参加人数減らした方が良いかもしれません。
そうすると、相手の時間も自分の時間も削減できるので、他のことに時間を使える可能性が高まります。
ただ、会議や少人数での打ち合わせはコミュニケーションの場として考えている人もいます。
そこで登場するのが生産性も高いし、相手と信頼関係も築ける1on1ミーティングです。
1on1ミーティングの仕方
この1on1ミーティングというのは、日本ではあまり馴染みがありませんが、非常に効率的で生産性があります。
やり方としては、複数人での会議の代わりに1対1でミーティングをします。
誘い方は何でも良いですが、フランクに誘うなら「ランチ食べに行こうか」です。
通常、会議では仕事の中身をベースに議論をしていきますが、この1on1ミーティングではプライベートのことを中心に話していきます。
例えば「両親は元気?」「最近どんな感じ?」「会社内でやってみたいこととかある?」など相手を主軸にして、パーソナルな質問から仕事にも関係する質問をしていきます。
通常の会議は一人の個人を理解する目的で開催しないものです。
だからこそ1on1ミーティングは効果があるのです。
特にマネジメントする立場の人が、育てたい人材や特定の1人を1on1ミーティングに誘い、そこでパーソナルな質問を通してやり取りをすることによって、信頼が芽生えます。
やはり仕事でのやりたいことや悩みを個人間でシェアすることによって、部下は上司が理解しようとしてくれてると感じますし、マネジメントする立場の人は部下のことを把握できます。
誰も会議で自由に自分のことを発信することがないからです。
以上のことを踏まえて、しっかりと組織作りがしたいのであれば、報告型の会議を減らして1on1ミーティングで一人ずつ打ち合わせしていった方が後々の結果としては上がりやすいです。
是非、今の会議はどんな会議か客観的に見直して1on1ミーティングを取り入れてみてはいかがでしょうか。
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