飲食業とはどんな職業?関連する業務内容についても解説
2023年01月10日 / 最終更新日 : 2022年12月01日飲食業と聞くとレストランなどを想像しませんか?厳密にいうと飲食業ではありません。
では、レストランは何業にあたるのでしょうか。今回の記事では、意外と知らない飲食業の知識をご紹介します。記事後半では、関連する業務内容についても解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。
飲食業とは
一般的にはレストランなどの飲食店を指します。ですが、飲食業は飲食を通じて対価を得る仕事のことです。例を挙げると、美食家やフードファイターなどでしょうか。レストランなどの飲食店は飲食サービス業と呼ぶ方が適切です。
日本標準産業分類では、飲食サービス業を「主として客の注文に応じ調理した飲食料品,その他の食料品又は飲料をその場所で飲食させる事業所並びに,客の注文に応じ調理した飲食料品をその場所で提供又は客の求める場所に届ける事業所及び客の求める場所において、調理した飲食料品を提供する事業所」と定義しています。
加えて、飲食サービス業の中でも業種を2つに分類して区別しています。
飲食店
飲食サービス業で分類される業種の1つです。
飲食店は「客の注文に応じ調理した飲食料品,その他の食料品,アルコールを含む飲料をその場所で飲食させる事業所及び主としてカラオケ,ダンス,ショー,接待サービスなどにより遊興飲食させる事業所」と定義されています。
レストランなどの実店舗以外にも、飲食店を統括する本社なども飲食店に含まれます。
持ち帰り・配達飲食サービス業
飲食サービス業に分類されるもう一方の業種です。
持ち帰り・配達飲食サービス業は「客の注文に応じその場所で調理した飲食料品を提供する事業所のうち、その場所で飲食することを主たる目的とした設備を有さない事業所」と定義されています。
具体的には、デリバリー専門店や移動販売、ケータリングサービスなどが挙げられます。
飲食サービス業の職種と業務
飲食サービス業には様々な職種と業務があります。身近で親しみのある職業ですが、仕事内容まで意識することはあまりありません。 飲食サービスにはどんな仕事があるのか、関連する仕事には何があるかをご紹介します。
店舗スタッフ
店舗スタッフは実際に現場で働く人たちを指します。具体的な職種と業務は以下の3つです。
店長:店舗の責任者として売上の管理や人員配置など店舗の管理をする仕事
ホールスタッフ:注文を受ける、配膳・片付け、レジ精算など接客に関する仕事
キッチンスタッフ:調理、盛り付け、食器洗いなど調理に関する仕事
本社従業員
本社従業員は、現場での業務は少ないですが、店舗の運営に必要な業務を担当する人たちです。代表的な職種と業務には以下の5つが挙げられます。
マネージャー:担当エリアの経営指導やスタッフの教育などアドバイザーとしての仕事
商品開発:新商品の開発や既存商品の品質チェックなど提供する商品に関する仕事
店舗開発:出店する地域の調査や店舗物件の調査など店舗の調査や企画を担当する仕事
営業:店舗のPRや商品の宣伝など販売を促進する仕事
事務職:人事や労務、経理などの事務作業に関する仕事
まとめ
今回は飲食業についてご紹介しました。飲食業と飲食サービス業の違いも理解できたのではないでしょうか。とはいえ、一般的には飲食店を飲食業と認識している人も少なくありません。飲食サービス業を飲食業と言っていても指摘するほどではないでしょう。転職者に向けた情報発信や、セミナーでの豆知識として活用できるかもしれません。本記事が自社の経営に役立てると幸いです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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