Jグランツのアカウントを取得しておこう
2021年02月21日 / 最終更新日 : 2021年02月15日中小企業診断士の山田盛史です。
中小企業経営者の皆さんはJグランツ(電子申請システム)のアカウントはすでに取得されていますでしょうか。
今後、補助金の申請をするにあたり必要になりますのでアカウントの取得を推奨します。
今回は、Jグランツについて解説します。
Jグランツとは何か
Jグランツ(jGrants)とは、経済産業省が補助金申請の手続を効率化するために開発した補助金申請システムです。
Jグランツで補助金の申請・届出ができるようになっています。
従来の多くの補助金申請は、紙での手続が主流で大量の紙での申請や郵送等の手続が煩雑でした。
そこで2019年頃に本システムが開発され、ものづくり補助金など一部の補助金は電子申請になっています。
今後もますます補助金の電子申請が主流になっていきます。
Jグランツのメリット
電子申請になったことで、いつでも・どこでも申請が可能となり、印刷費、郵送費等のコスト削減が可能となります。
また、過去に申請した情報の入力や書類への押印が不要になるなど手間が削減されます。
紙の申請だと、会社名や所在地などの会社情報を複数の様式に記載しなければいけなかったため、申請書の作成も煩雑になっていました。
しかし、電子申請だと申請者の会社情報が自動入力されるため、何度も会社情報を入力することがなくなっています。
ものづくり補助金は、以前までは紙の申請と電子申請の両方対応していたのですが、去年あたりから完全電子申請となりました。
紙の申請をしていた頃は、申請書類一式は1センチくらいの厚さになっていた記憶があります。
ここ最近のご支援では完全電子申請になったことで、Jグランツの操作方法などをお伝えさせて頂く形で申請フォローをさせて頂くといった形になっています。
今後はますます電子申請が加速する
ものづくり補助金はすでに、完全電子申請になっていますが、今後その他の補助金も電子申請になっていきます。
例えば、2021年3月から始まる事業再構築補助金も電子申請のみの受付となっています。
また、小規模事業者持続化補助金では紙の申請と電子申請の両方とも受付できますがJグランツで申請することで加点されるということになっています。
このような流れにあるので、今後は紙の申請から電子申請へのシフトが加速していきます。
補助金の申請を検討されているならアカウントを取得
今後、補助金の申請を検討されているなら、Jグランツのアカウントを取得しておきましょう。
現状ではアカウントの取得には2~3週間かかります。
そのため、特に事業再構築補助金、ものづくり補助金への申請を検討されているならすぐにアカウント取得をすべきと言えます。
アカウントの取得には取得費用等はかからないので、今すぐ補助金の申請を検討していない、という事業者様でも今後申請する可能性があるということなら取得しておいて損はないでしょう。
補助金の電子申請を行うにはgBizIDプライムというアカウントが必要になります。
アカウント取得方法についてのマニュアルが公開されているため、マニュアルを参考に申請をしてみましょう。
以下に参考URLを示します。
▼マニュアル・様式等のダウンロード
https://gbiz-id.go.jp/top/manual/manual.html
▼GビズIDクイックマニュアル gBizIDプライム編
https://gbiz-id.go.jp/top/manual/pdf/QuickManual_Prime.pdf
※マニュアルは適宜更新されるため、最新のマニュアルを参照ください。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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▼経営者の想いに寄り添った伴走型支援
当社は複雑化する経営課題を解消するための対策について経営者の想いに寄り添い、
経営者の傍らで一緒に考え、そして励まし成長し合いながら共に走り続ける
中小企業経営者の良き伴走者となります。
中小企業に即した現実的な経営支援を行っております。
こちらからお気軽にご相談ください。
ウィルリンクス中小企業診断士事務所
(経済産業省認定 経営革新等支援機関)
https://will-links.jp/
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