「うちの会社、今期赤字決算なんだよな…」

経営管理ビザの取得を目指す経営者の皆様、このような悩みを抱えていませんか？
赤字決算だと、経営管理ビザの審査に通るのが難しいのではないかと不安に感じるのは当然のことです。

しかし、諦めるのはまだ早いです。
赤字決算であっても、適切な「債務超過があることに対する第三者評価による改善見通し書」を作成し、入国管理局に将来的な事業の安定性を示すことができれば、経営管理ビザの取得は可能です。

この記事では、債務超過、赤字決算の事業者様が経営管理ビザを取得するために、どのように「債務超過があることに対する第三者評価による改善見通し書」を作成すれば良いのか、そのポイントとサポート体制について詳しく解説します。

なぜ債務超過、赤字決算だと経営管理ビザが難しくなるのか？

経営管理ビザの審査では、会社の安定性と継続性が重視されます。
債務超過、赤字決算であるということは、入国管理局から見ると「この会社は本当に事業を継続していけるのだろうか？」という疑念を持たれてしまう可能性があります。

特に、以下のような点が懸念されます。

・資金繰りの悪化：赤字が続くと、会社の資金繰りが悪化し、事業継続が困難になるリスクがあります。
・債務超過のリスク：赤字が累積すると、債務超過に陥り経営破綻のリスクが高まります。
・事業計画の実現可能性：赤字の原因が明確でなく、具体的な改善策が示されていない場合、将来的な事業計画の実現可能性が疑われます。

そのため、債務超過、赤字決算の会社が経営管理ビザを取得するためには、現状の赤字の原因を分析し、具体的な改善策と将来的な収益改善の見込みを明確に示す「債務超過があることに対する第三者評価による改善見通し書（以下、事業継続の改善見通し書）」が非常に重要な役割を果たします。

赤字決算だからこそ重要！「事業継続の改善見通し書」で示すべきこと

「事業継続の改善見通し書」では、通常のケースよりもさらに詳細かつ説得力のある内容が求められます。
具体的には、以下の点を重点的に示す必要があります。

・現状の財務状況の分析：財務状況がどのような状況なのかを分析します。
・詳細な赤字原因の分析：なぜ赤字になったのか、その原因を具体的に分析します。
・具体的かつ実現可能な改善策：赤字の原因に対する具体的な改善策を提示します。改善策は売上増加策、コスト削減策など、具体的なアクションを示します。
・将来的な収益改善の見込み：改善策を実行することで、将来的にどのように収益が改善するのかを具体的な数値計画で提示します。

これらの項目を詳細かつ具体的に記述することで、入国管理局は「一時的な赤字であり、明確な改善計画と将来的な成長戦略がある」と判断し、経営管理ビザの許可につながる可能性が高まります。

「事業継続の改善見通し書」の作成経験が豊富な中小企業診断士のサポート

「事業継続の改善見通し書」は、専門的な知識や分析力が必要となり、客観的かつ説得力のある書類を作成することが求められるため、公認会計士等や中小企業診断士の資格者が作成する必要があります。
中小企業診断士事務所である当事務所では、経営管理ビザ取得のための「事業継続の改善見通し書」の作成を経験豊富な中小企業診断士がサポートいたします。
決算書をもとにした財務分析、事業者様の財務状況や事業内容を詳細にヒアリングし、赤字の原因を客観的に分析します。
そして、分析に基づき具体的かつ実現可能な事業改善の計画策定をサポートし、事業継続の計画に基づいた将来の収支計画を作成します。

当事務所では「事業継続の改善見通し書」の作成経験が豊富な中小企業診断士が、質の高い「事業継続の改善見通し書」を作成します。
また「事業継続の改善見通し書」は比較的短納期で求められることが多い書類です。
当社では短納期対応を行っておりますので、お気軽にお問い合わせください。

まとめ

債務超過、赤字決算であっても経営管理ビザの取得は不可能ではありません。
重要なのは、入国管理局に対し、現状の赤字の原因を明確に分析し、具体的かつ実現可能な改善策を示すことです。
もし、ご自身の会社が債務超過、赤字決算であり、公認会計士等や中小企業診断士が作成した「債務超過があることに対する第三者評価による改善見通し書」の提出を求められている際は、当事務所にご相談ください。全力でサポートさせていただきます。