資金がなくても新サービスを作る方法
2021年10月10日 / 最終更新日 : 2021年09月20日近年はコロナ禍により、コスト削減を推し進める企業が多く、より費用対効果を意識した事業展開をしていく必要性が高まっています。
キャッシュフローが潤沢であれば、取り入れたいことや新しいサービスの開発など積極的に乗り出せますよね。
ただ、チャンスと状況がマッチするタイミングはそんなにありません。
今このサービスをローンチすれば、売り上げが伸びるのに・・・。
こういった商品が求められているから作ることさえできれば・・・。
でも今、投資をするリスクを負えない、単純に余裕がないなどの問題で一歩踏み出せない場合もあると思います。
そんなときにやってほしいのがクラウドファンディングです。今回はクラウドファンディングについて解説します。
クラウドファンディングとはお金とファンを手に入れる方法
クラウドファンディングとは群衆(クラウド)と資金調達(ファンディング)を組み合わせた言葉で、不特定多数の人々から少額の資金を調達することを指しています。
一般に資金調達の手法といえば金融機関からの融資を受けたり、ベンチャーキャピタルから出資を受けたりしますが、融資の場合は利息を支払います。また出資の場合は自社の株式を渡すことが一般的で経営権を一部渡す形になります。
一方、クラウドファンディングでは、出資者の方に商品を値引き価格で安く販売するなどの、前述の融資や出資とは異なるリターンを設定して資金調達をすることが一般的で、比較的手軽に始められます。
キャンプファイヤー
レディフォー
Makuake
こういったサイトがクラウドファンディングでは有名です。
応援したい人=お金を出す
応援される人=プロジェクトや商品を作って先行的に応援してくれる人に提供する
クラウドファンディングを使うと、購入者やファン、お金を獲得した状態で新規サービスやプロダクトを生み出すことができます。
店舗ビジネスをしている人のオススメ事例
実店舗ビジネスをしている場合は、お店への来店、EC進出のために自宅でお店を楽しんでもらうという2種類のサービス、商品の提供方法があります。
よくクラウドファンディングであるのが、お店の開店資金を集めるクラウドファンディンを立ち上げ、リターンとしてオープンイベントの参加券を割安で提供というものです。
これをすると、オープン前からしっかりとお店を知ってもらうことができますよね。
また、既にオープンしているお店でも、店の会員券やコース料金をお得に提供するプロジェクトを立ち上げている人もいます。
商品や料理を送って届けることができる人は、自宅でお店のパスタを楽しめるセットを作るためのクラウドファンディングを立ち上げて、EC展開をしたりという例もあります。
無店舗ビジネスをしている人のオススメ事例
実店舗を持っていない場合は、相手が自宅で楽しめるサービスや商品を提供するというのにクラウドファンディングが使われています。
顧客や見込み客にアンケートを実施し、その結果に基づいて商品・サービス設計を行い、そのファンと資金をクラウドファンディングで獲得して、実行するという例が見られます。
これまで商品を扱っていなかったサービス事業者が商品開発と販売のためにクラウドファンディングを使う例もあります。
このように、クラウドファンディングは今お金があるない、商品やサービスがあるないというのは関係ないのです。
0からファンと資金を獲得できて、あなたのやりたいことがやれる。
それがクラウドファンディングです。
自社のビジネスにクラウドファンディングを上手く活用できないか検討してみると、資金調達の選択肢が増えると思いますので一度検討してみてはいかがでしょうか。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
——————————————————-
▼経営者の想いに寄り添った伴走型支援
当社は複雑化する経営課題を解消するための対策について経営者の想いに寄り添い、
経営者の傍らで一緒に考え、そして励まし成長し合いながら共に走り続ける
中小企業経営者の良き伴走者となります。
中小企業に即した現実的な経営支援を行っております。
こちらからお気軽にご相談ください。
ウィルリンクス中小企業診断士事務所
(経済産業省認定 経営革新等支援機関)
https://will-links.jp/
経営者の想いに寄り添った伴走型支援
当社は複雑化する経営課題を解消するための対策について経営者の想いに寄り添い、経営者の傍らで一緒に考え、そして励まし成長し合いながら共に走り続ける中小企業経営者の良き伴走者となります。
中小企業に即した現実的な経営支援を行っております。こちらからお気軽にご相談ください。
ウィルリンクス中小企業診断士事務所(経済産業省認定 経営革新等支援機関)