ブルーオーシャン戦略とは?大企業に負けない市場の見つけ方について解説

2023年12月25日 / 最終更新日 : 2023年12月05日

事業を成功させるためには市場の選び方が大きなポイントとなります。中小企業がやみくもに事業を展開しても、大企業に負けてしまう可能性が高いからです。適切な市場を選ぶためには、ブルーオーシャン戦略を理解しておくとよいでしょう。

 

ブルーオーシャン戦略を学べば、大企業にも負けず事業を成功させるヒントが得られます。本記事ではブルーオーシャン戦略の基礎知識として、メリットやデメリットについて解説しています。記事の後半では、適切なブルーオーシャンの見つけ方についても解説していますので、ぜひ最後までご覧ください。


ブルーオーシャン戦略とは

ブルーオーシャン戦略とは、ビジネスにおいて「競争相手の少ない市場」での戦い方を意味します。ブルーオーシャンをイメージする際には、対義語であるレッドオーシャンから理解するとイメージしやすいでしょう。

 

レッドオーシャンは、ビジネスを広大な海に例えて、互いに血を流して戦う様子を表しています。一方、戦う相手が少なく血が流れない様子を表したのがブルーオーシャンです。


ブルーオーシャン戦略のメリット

ブルーオーシャン戦略には、収益率やブランド力の向上、顧客との関係性向上がメリットとして挙げられます。競争相手がいないという特徴があるからです。

 

競争がないため、市場のシェアを独占でき収益率の向上が望めます。独占的な立場であれば、市場の代表的な存在としてブランド力も高まるでしょう。独占期間が長いほど製品やサービスの利用期間も継続されるため、顧客との良好な関係も構築できます。


ブルーオーシャン戦略のデメリット

ブルーオーシャンは市場規模が小さい傾向にあります。競争相手だけでなく顧客も少ない市場でもあるからです。「必要としている顧客がいない」「利益が見込めない」などの理由で競争相手がいないのかもしれません。

 

そのため、顧客にとって有益な市場なのか、今後の活性化が見込めるのかなどを見極める必要があります。適切なブルーオーシャンを見つけられなければ、予想外の損失となってしまう危険性もあるでしょう。


ブルーオーシャンの見つけ方

適切なブルーオーシャンを見つけるためには、フレームワークの活用が有効です。代表的なフレームワークには「アクションマトリクス」と「戦略キャンバス」の2つがあります。以下でそれぞれの内容をくわしく解説します。

アクションマトリクス

アクションマトリクスとは、既存の事業に4つの行動を仮定して判断する方法です。4つの行動には「増やす」「付け加える」「減らす」「取り除く」があります。

 

たとえば、携帯電話であれば、既存の携帯電話にネット接続やアプリ機能を付け加えたことで、スマホとして市場を拡大しました。一方で、航空会社が過剰な接客を取り除いたことで、サービスを格安で提供できるLCCが浸透しています。

 

4つの行動を仮定することで適切なブルーオーシャンを見つけ出すヒントとなります。

戦略キャンバス

戦略キャンバスとは、他社との競争要因を比較してブルーオーシャンを見つけ出す方法です。縦軸に5段階の評価基準、横軸に競争要因を並べてグラフ状に作成します。

 

飲食店を例にした場合、価格や接客、料理の味などが横軸です。各要因に自社と他社の点数をつけて、重なる部分がレッドオーシャンになっていると判断できます。重ならない部分や点差の大きい要素は、ブルーオーシャンとなる可能性が高いといえるでしょう。


まとめ

ブルーオーシャン戦略とは、競争相手の少ない市場で戦うための戦略を意味します。うまく開拓できれば、市場を独占して利益率の向上も可能です。一方で、適切なブルーオーシャンを見つけられなければ、顧客を獲得できず損失を招いてしまう恐れもあります。2つのフレームワークを活用して、自社に適したブルーオーシャンを模索してみてください。


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