組織づくりにおいて大事な2つの種類

2021年04月30日 / 最終更新日 : 2021年03月25日

個人事業主や中小企業関係なく、全ての組織には2種類の特性があります。
結果を出すために、人をまとめるポジションの方はこの2つの種類について理解して使いこなす必要があります。
今回は分かりやすくこの2つの種類の組織についてシェアします。


まず大事なことはあなた自身の特性を知ること

組織を作るときにその組織の特色は基本的にその組織をまとめる人の考え方や特性が反映される傾向にあります。
なので、まずはあなた自身がどんな仕事の仕方や結果を求めるタイプなのか、自分の性格はどうなのか。
1人で仕事する方が良いのか、みんなと和気藹々タイプなのか等の自分を分かっていないといけません。

次に組織の2つの種類をみていきましょう。


結果に特化できるワンタイプ組織

2つの種類がある組織のうち1つ目は、短期間で決められた結果にコミットしないといけない場合に有効なワンタイプ組織です。
これは、リーダーと特性が同じ人物を積極的に登用する組織になります。
すなわち、自分と同じようなマインドの人を集めるということです。

もし、リーダー自身が寡黙だが、仕事は誰よりもできて、チームワークが苦手な人だとしたら、組織全体はそういう雰囲気になります。
基本的にワンタイプ組織はチームワークが偏るので、みんなで1つのものを達成するのは苦手な傾向にあります。
ただ、一人一人が決められた自分のゴールのために自分のやるべきことを達成するのには力を発揮します。


幅広い多様性を兼ね備えるマルチタイプ組織

もう一つの組織はワンタイプよりも柔軟に仕事ができるマルチタイプ組織です。
この組織は、安定的に仕事をこなし、チームワーク重視なので、みんなで1つのことを達成するというのに力を発揮します。

もしあなたがグイグイ引っ張っていくタイプの場合、ワンタイプでは同じような人を集めますが、マルチタイプにおいては自分とは正反対な人物も積極的に登用します。
なぜなら、その正反対な人物も他のチームの誰かとは相性が良いからです。

どうでしょうか。
2つの種類の組織しかないと考えると理解しやすいのではないでしょうか。
ただ、マネジメントの仕方や求める結果にもよってあなたが作るべき組織は変わってきます。

基本的にはあなたがどんな結果を出したくて、どんな組織の方が結果を出しやすいのかというのをベースに組織を構成するのが良いですね。

オススメは、両方の組織を別のプロジェクトごとに試してみて、自分がやりやすい方をメインに組織構成やマネジメントしていくとやりやすいですよ。

最後まで読んで頂きありがとうございました。
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